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ホームページをリニューアルするときの悩みが、「どんなホームページ制作会社がよいのだろうか?」ということです。
なぜなら、多くの企業はホームページを作成するためのノウハウを持ち合わせていないからです。
解らないことは、任せるしかないのですが、判断の基準が曖昧だとどこに任せればいいのかと瞑想してしまいます。
今回は、ホームページ制作会社を選び基準をまとめました。ホームページをつくるときの参考にしてください。
ホームページを作るときには、何かしらの目的があるものです。
この目的を達成できる一助としてホームページが必要だと思うからホームページを作るか、作り直そうと思っています。
・最も重要な目標
・抱えている課題
・業界の変化
このようなことをしっかりと聞いてくれるかどうかも重視しましょう。
ホームページから得たい目標を具体的にします。
月間の見込み客獲得数を100件といった具合です。
制作会社は、見込み客100件を獲得する施策を考えればいいのです。
ホームページの課題の多くは、見込み客の獲得です。
具体的に見込み客を獲得する方法を考えればいいのです。
資料請求やお問合せだけでは、訪問者数は増えても見込み客を獲得することはできません。
例えば、メルマガ登録、ホワイトペーパーダウンロード、資料請求数といった具合に訪問者が足跡を残せるようにすることが第一にやるべきことです。
次に考えるのは、訪問者数を増やす施策です
業界の変化を察知することは重要です。
例えば、「競合会社が、今まではチラシや看板で見込み客を集めていたのに、最近はチラシを見なくなった。」ということがあったとします。
この場合は、競合が集客方法を従来の方法から変更したということです。多くの場合は、ネット集客にシフトしたと考えられます。
業界の変化というよりも、競合の変化といった方がよいかもしれません。
競合の情報を提示してくれる制作会社かどうかを見極めましょう。
ホームページを制作する前の事前準備は必要です。「なんとなく作り直そう」「5年も前のだから作り直した方がよいだろう」というような理由で作るのではなく、本気でホームページに働いてもらうことを考えた事前準備が必要です。
・ホームページの目的を決める
・訪問者のターゲットを決める
・自社に合うメインカラーを決める
・制作予算を決める
・ホームページに求める成果を決める
・競合他社のホームページからよい点をピックアップする
ホームページを作る目的は何かを明確にしておきます。
・会社案内としてホームページがあればよい
・会社の認知度を上げたい
・見込み客を獲得したい
など、何のためにホームページが必要なのかを決めておきましょう。
ホームページに訪れてくれる人は、どのような人なのかを決めます。
・名刺交換してくれた人がみてくれればよい
・中堅企業の中間管理職
・メーカーの部長
・50人規模の経営者
・30代の男性
というように、どんな人を集めたいのかによって、商品やサービスの見せ方も変わりますので、ターゲットは明確にしておきましょう。
「ホームページのメインカラーはどのような色がよいですか。」とお聞きした場合、即答で返事が返ってくる会社はほんの一握りです。
「弊社は、医療系だから緑かな」「税理士事務所だから賢そうに見える紺系かな」「介護だから優しそうなピンク系かな」というようにメインカラーを決めていない企業がほとんどです。
そうではなくて「弊社は、○○という理由で□□色がメインカラーです」といえば、制作側も、その理由を深堀して、ホームページ作りに反映することができます。
要望の限りを制作会社に伝えて、見積をもらってから驚くということは多々あります。
制作会社も予算がわからなければ、もっともよい状態を考えてホームページの構成を組むので予算も上がってきます。
事前に予算を伝えておけば、このようなことはなくなり、予算に合うように話の中から優先順位を決めて提案書が上がってきます。
担当者の方は、「予算を言ってしまえば、それに合う見積を用意してくるだろう」と思いがちですが、そうではありません。
予算を伝えることで、発注側の真意をどこまでくみ取ってくれるかで判断すればよいのです。
新しく作るホームページに求めることは何かを明確にしておきましょう。
見込み客を獲得するためのホームページと、会社案内的に見せるホームページ、商品を売りたいホームページとでは、根本的に作り方が変わります。
意外と見ていないのが、競合会社のホームページです。
何をどのようにみせているのか、商品の紹介文はどうか、問合せはどのようにしているかなど、納得できるところがあれば、それをピックアップして制作会社に伝えましょう。
ホームページの制作料金は、正直ピンキリです。同じものでも10万でできるところもあれば20万かかるところもあります。
ホームページは、基本的には分担制の仕事です。
デザインとコーディングに分かれます。一人でホームページを制作しているところは、分業制ではなく、デザインもコーディングも両方します。
しかし、多くの場合、コーディングの技術は低いと言わざるを得ません。コーディング次第で、検索時に上位に表示される可能性が高まります。
コーディングの技術が低くてもホームページは問題なく動きます。だから、発注側から見れば、デザインと動作環境に問題なければ「できた」と思うのです。
ホームページは、検索時に上位表示されなければ、ないのと同じです。SEOに効果的なコーディング技術のあるコーダーを使えば、料金は高くなります。
金額の違いは、コーディングだけではありません。
内容によっても大きく異なります。
一見すれば、ただのホームページに見えるけれども、何かしらのシステムが動いている場合は、システム制作料が加算されるので高くなります。
見積の明細をしっかりと聞いて、わからない所は再度説明を求めることで、希望した条件を満たしたホームページになっているかを確認してください。
ホームページは出来上がれば、それで終わりというものではありません。
定期的に分析してブラッシュアップしていかなければ、狙った結果を導き出すことはできません。
そのためには、ホームページを作成した後のフォロー体制が重要になります。もちろん、社内に分析や今後の施策を立てることができる従業員が存在する場合は、外部の力が必要でないかもしれません。
しかし、中小企業の多くは、外部の力が必要になります。そこで知りたいのがサポート内容です。
サポートといっても様々です。
・発注側の要望に応じて修正をしてくれる
・毎月、分析結果の報告があり、それに基づいた提案がある
・SEOのサポートがある
サポータ内容に対して、金額も変わります。自社に適したサポートを受けるようにしてください。
毎月の管理は、サーバーやドメインの不具合発生時の対応や少しの修正程度です。それ以外の修正は、別途料金が必要です。
毎月、ホームページの分析結果(アクセス数、新規訪問者数、リピート数、見られているページ、コンバージョン)の報告からホームページの改善点の提案がある。
検索時に上位表示するためのサポートをしてくれます。コンテンツの書き方やコンテンツタイトルの付け方など、SEOに役立つサポートです。
ホームページ制作会社といっても得意分野はそれぞれ異なります。しかし、一般的にはホームページ制作会社はどこも同じことができると思われています。
・格安ホームページ制作
・広告代理店の下請け
・直接クライアントとの取引
・ブランディングやデザインが得意
・見込み客獲得のためのマーケティング
大きく分ければ、このように分かれます。
ホームページの料金を安くするためにテンプレートを用いて制作します。起業仕立てや個人事業主は費用を抑えてホームページを作ることができます。
広告代理店の下請けで制作している会社は、デザイン力が優れています。しかし、企画を立案したり、全体構成を考えることに不向きです。
直接取引をしているということは、企画力や構成力があるといえます。クライアントのニーズをしっかりと聞きとって提案できる能力もあります。
ホームページは出来上がれば終わりではありません。出来上がってからが大切です。どのようにして訪問者を増やすのか、SEO対策はどうするのかなど、後々の運用をどのようにしていくのかを提案できる特性があります。
※弊社はここにあたります。
ホームページはできたけれども、訪問者がなければ意味がありません。総門者を増やすには、地味な努力が必要です。
・ビジネスイベントに参加する
・ビジネス団体に参加する
・広告を打つ
・電話やメールでアプローチする
・SNSを活用する
交流会や飲み会などに参加し自社のホームページをアピールする
成年会や商工会、同友会や守成クラブなどの団体に参加して、自社のホームページをアピールする
Google やYahoo、FacebookやInstgramに広告を出して興味ある人を集める。
前にも紹介しましたが、顕在顧客を集めるにはリスティング広告、潜在顧客を集めるにはディスプレイ広告やSNS広告が適しています。
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ハウスリストがある場合は、電話やメールを使ってアプローチしましょう。取引先なら見てくれる可能性が大きいですし、社長や営業マンとつながりのある人でも見てくれる可能性が広がります。」
SNSも上手く活用すればホームページの訪問者を増やすことができます。タイムラインで「ホームページをリニューアルしました。内容は…。拡散の願いします。」という風に投稿すれば、見てくれる人も増えるようになります。
SNSを集客に活用するには「やらなきゃ出遅れる!SNSを集客に活用する方法」をご覧ください。
ホームページは作れば終わりではありません。作ってからどのように運用するのかが重要です。
そのためには、自社の目的に適したホームページ制作会社を選び湯にしてください。
この記事は、
・発注側のニーズを聞いてくれるか
・よりよいホームページを作る前の制作前の事前準備
・制作料金の安さを判断の基準にしない
・制作完了後のサポート内容
・ホームページ制作会社には得意がある
・ホームページのアクセスの増やし方
についてまとめてみました。
ホームページ制作会社の選ぶ一助になれば幸いです。