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Webサイトのアクセスを伸ばすのにコンテンツ作成は欠かせません。
内部調整や外部リンクも必要ですが、コンテンツがないとWebサイトを上位に表示させることが難しくなります。
コンテンツを作成して、アクセスを集めるにはどうすればよいのかを解説していきます。
コンテンツマーケティングとは、自社のWebサイト内にユーザーに有益な情報をコンテンツとして作成することで、検索時に上位表示させることをいいます。
コンテンツとは、内容や中身という意味で、ネット上では「情報の中身」のことをいいます。
では、どのようなコンテンツを作成するとアクセス数を伸ばすことができるのでしょうか?
コンテンツを作成する目的は、ユーザーに良質な情報を届けることです。
しかし、検索時に上位に表示されなければユーザーの目に触れることはありません。
上位表示させるには、コンテンツタイトルに含まれるキーワードが重要になります。
キーワードには、「ビッグキーワード」「ミドルキーワード」「スモールキーワード」があります。
ビッグキーワードは、月間の検索回数が1万回以上、ミドルキーワードは1000~1万回、スモールキーワードは1000回未満です。
これら3種のキーワードを満遍なく使ってコンテンツを作成することが大切です。
ビッグキーワードだけを狙ってコンテンツを作成した場合、競合が多すぎて上位表示されにくいということがあります。
仮に、上位表示されたとしてもビッグキーワードには、様々な要素があります。
例えば、「不動産」
検索ボリュームは20万回ありますが、検索する人も目的は様々です。
・不動産を買いたい
・不動産を売りたい
・不動産投資をしたい
・不動産を貸したい
・不動産のことを知りたい
・不動産を扱いたい
・不動産を管理して欲しい
など様々な思惑が存在し、ターゲットが絞りにくいです。
ミドルキーワードは、比較的上位表示させやすいという特徴があり、スモールキーワードほどではないけれども、ビッグキーワードよりもターゲットを絞りやすいという利点があります。
「不動産 買いたい」の場合は、
・不動産業者が、マンションや持ち家を売りたい人から買いとる
・賃貸オーナーが、マンション一棟を買いたい
・個人が分譲マンションや戸建て住宅を買いたい
と、ビッグキーワードよりもターゲットを絞ることができます。
スモールキーワードとは、検索回数が少ないキーワードですが、ターゲットを確実に絞れることが特徴です。
「不動産 買いたい、地域名、分譲マンション、○○駅」というような複数の単語を重ね合わせたキーワードなので、検索するユーザーは、確固たる目的を持って検索しているので、ホットリード(熱い見込み客)になりやすいです。
キーワードには、以上のような特徴があるので、どんなキーワードで何を書くのかを戦略を立てて計画していくことが大切です。
コンテンツを作成する上でキーワードは大切です。では、そのキーワードを使ってどのようなことを書けばよいのでしょうか。
・自社のサービスが課題を解決できる
・自社のサービスがどのように活用されているか
・お客様からの要望・質問
先の「不動産 買いたい」を題材に考えてみましょう。
あなたが、不動産屋でお客様の物件を「買い取りたい」とした場合、コンテンツに書く内容は、買取実績、買い取ったお客様の声、他社と比較した場合の強み、買取までに期間などお客様が困っているであろうことをコンテンツを作成して上布を発信します。
自社のサービスがどのように活用され、お客さまや社会にどのように役立てられているのかを書いたコンテンツを作成します。
「不動産 買いたい」で考えると、どのように役に立っているのかを紹介するとよいでしょう。
買い取った戸建て住宅をリノベーションして再販する、空き家のままだと放火などが起きるため、賃貸にして人に貸し出す、更地にして新築物件を建てて販売するなど、地域にとって有益であることをアピールするようなコンテンツを作成することです。
どんなお客様も少なからず不安を持っているものです。この不安を取り除くためのコンテンツのことです。
「不動産 買いたい」で考えると、ユーザー側は「売りたい」になります。
不動産を売りたい人の不安は、高額なだけにたくさんあります。
・高く買い取ってくれるのか
・査定の基準は何?
・現金で支払ってくれるのか?
・買取まで何日かかるのか?
・相見積は必要か?
・大手企業と地元企業、どちらがいいのか?
・秘密は守ってくれるのか?
など、お客様が抱きそうな不安をお客様の声として紹介することで安心してもらうことが必要です。
上記とは別にアクセスの集めやすいコンテンツがあります。
それは、他社との組み合わせることです。
例えば、ポータルサイトです。
不動産でいえば、スーモ、HOMES、at home、CHINTAI、ホームメイトなどがこれにあたります。
どこが他社との組み合わせなのかといいますと、掲載されている情報は、他社が持っている物件情報です。
要するに、他社の物件情報を掲載しているサイトになります。このようなサイトはGoogleの評価が高いので、上位に表示されやすくなります。
もし、不動産会社をされていてWebサイトにアクセスを集めたいのであれば、地域に特化した不動産情報を掲載するポータルサイトを作ればいいのです。
その中で、特集として自社の物件情報を大きく扱えば、売れやすくなります。
継続的にアクセスを集めることができるコンテンツがあります。
・サービス紹介
・導入事例紹介
・FAQ
これらの情報は、ユーザーへのお役立ち情報としてGoogleの評価が高くなります。
自社のサービスの内容の詳細をコンテンツにして紹介することで、ユーザーへのお役立ち情報になります。
意外と自社のサービスをコンテンツにしていない企業が多いです。部分的にサービス情報を開示していることがほとんどです。
一貫したサービス内容をコンテンツとして情報発信することをお勧めします。
導入事例もコンテンツにして情報発信している企業が少ないようです。
どのような商品やサービスを導入してもらったのかの詳細をコンテンツにして情報発信しましょう。
各手順は以下を参考にしてください。
1.お客様はどんなのことに悩んでいたのか?
2.悩みを解決する提案について
3.導入時の様子
4.導入後のお客様の様子
5.導入後改善できたこと
6.まとめ
FAQは、お客さんからの質問です。
本来のお客様の困りごとや聞きたいことを一つ一つコンテンツに仕上げていくとお客様から指示されるコンテンツになりますので、長期にわたってアクセスを集めてくれるコンテンツになります。
コンテンツ作成をするにしてもキーワードさえあれば大丈夫というわけではありません。
先に説明したように、ビッグキーワド、ミドルキーワード、スモールキーワードを組合わせて作成するようにします。
1ヶ月に10記事を作成するのであれば、ビッグキーワード1、ミドルキーワード3、スモールキーワード6というように計画を立てる必要があります。
もちろん、使用するキーワードの全検索数を把握することはもちろんのこと、作成後も何位に表示されているのかを調査し、対策を練ることが必要です。
作成したコンテンツはWebサイトに使用するだけではなく、SNSなどで横展開して活用し拡散させることが必要です。
・SNSで情報発信する
・メルマガで情報発信する
・ハワイとペーパーで情報を発信する
・動画にして情報発信する
・セミナー資料に使う
作成したコンテンツは、FacebookやLinkedIN、InsatagramなどのSNSに投稿して拡散させることが大切です。
いいねやコメント、フォロワーが増えることでコンテンツ情報も拡散されていきます。
メルマガを発行しているなら、コンテンツをメルマガで紹介しましょう。紹介することでコンテンツを読んでくれる可能性が高まります。
作成したコンテンツをホワイトペーパーに仕上げて、資料請求や情報ダウンロードに活用することができます。
コンテンツの内容を動画にして話すのもいいでしょう。Youtubeチャンネルを作って掲載していけば、ここでも情報が拡散されます。
作成したコンテンツは、セミナー資料としても活用できます。セミナーごとに資料を作るのではなく、作成したコンテンツを分類してセミナーを組み立てれば資料作りの手間を省くことができます。
コンテンツを作成するだけではアクセスを集めることはできません。
ビッグキーワード・ミドルキーワード・スモールキーワードを計画的に振り分けてコンテンツを作成し、かつ、作成したコンテンツをSNS、メルマガ、動画で情報を拡散させるだけでなく、ホワイトペーパーやセミナー資料として活用することで見込み客の獲得にも使えます。
コンテンツ作成するときには、何にどのように使える課までを考えて作成するようにしましょう。